記者No.209


新外部ライターの記事

(大学生 商経科 2回生)記


2023.06.02
雨ニモ負ケズ
1日から6月。
梅雨入りし、低気圧に影響される私の頭痛はピークである。そんな中、大学に向かった。市営の駐輪場に自転車を止め、気が向かない中、駅まで歩いているとどこからともなくかすかに甘い香りがした。ふと目を向けるとクチナシの花が咲いていた。雨が上がり、せかせかと道行く人の傍らに咲くクチナシの花。
かすかな香りに反応できた自分の冴えている五感に意外と元気なんだなと感じることができた。

夕方、T-SITEに寄り2階の通路を歩いていると絵が飾られていることに気付いた。
照明に当てられた絵に惹かれ、鑑賞した。
障害を抱えている人たちが描いた絵。
どれも力作揃いでエネルギッシュであった。

作品に使われている紙は星田商店街の「紙好き交流センターひかり」で作られている手すき紙だそうだ。紙を実際に触れるコーナーがあり、紙の温かみを感じることができた。 絵からパワーをもらい帰宅した。(新外部ライター 209 大学生 商経科 2回生)記


2023.05.29-2
天の川の流れる町
枚方市からの帰り道、自転車で天の川沿いに走った。信号で停まり何気に橋の下を見下ろすと天の川には透き通った水が流れ、川底が見えていた。

陽射しできらきら輝き、風でゆらめく川面の姿をしばらく眺めていた。
以前夏休みに「水辺の学校」というイベントに参加したことがある。その時に天の川の水質調査をし水辺の生き物を観察した。想像以上に多種多様な魚たちに出会い無我夢中で網を使って捕まえた。天然のメダカが住んでおり、天の川の水の美しさを知った。
そんなことを思い出した。

再び自転車を漕ぎ初詣で行く神社の前を通った。
神社の掲示板に貼られた言葉に心奪われた。
昔から大好きなドラえもん。
なんて力強いドラえもんの言葉。
コピーされた物が境内に置いてあり、もらって帰ってきた。
帰宅し満足気に母に見せると、大山のぶ代の声で読み上げてくれた。
なぜだか、一気に感動が薄れた。(新外部ライター 209 大学生 商経科 2回生)記


2023.05.25-2
パワーみなぎる地元野菜
枚方市駅からの帰り道、バス通りから一本中の道に入ると田んぼの道に繋がる。
この道は高校の時によく通っていた思い出深い道。
連休前にはレンゲの花が一面に咲き、まるでピンクのじゅうたんのようだったが、田植えの時期に合わせ、土が掘り起こされていた。

途中でこの畑でできた野菜を売っている小屋を見つけた。旬の野菜が並んでいたので許可を頂き撮影した。
畑で収穫されたまるまるとした新玉ねぎは150円!
どの野菜も新鮮で自然の恩恵を受け育った野菜からは不思議とパワーがみなぎっているように感じられた。
親子連れで自転車で野菜を買いに来ている客さんもいて、ほのぼのとした空気が流れていた。

山之上のバス停から一つ入ったこの道は、田畑があり四季折々の風景が楽しめる昔から私が大好きな場所。
5月の風を受けながら爽快に自転車で走った。(新外部ライター 209 大学生 商経科 2回生)記


2023.05.18-2
バンザイする花
バスを待っている間に花壇に風で揺れている花に目が入った。「まるでバンザイしているようだな。」と思った。
背の高い茎についた小さな花が、風にゆらゆらと揺れ、枝分かれした茎の先からはまるで小さな手のように花がついていた。それがなんとも可愛らしく面白くて見入ってしまった。

花壇には様々な変わった種類の草花が植えられており、バスを待っている間、眺めていた。
ただ花を眺めに来ているお年寄りもいて、ちょっとした憩いの場でもある。
手入れが行き届いたこの花壇は定期的にボランティアが活動されており、ボランティアを募っているチラシが貼られていた。

花の蜜を吸いにきた蝶、交信しているかのように鳴く子育て中の鳥の鳴き声。バスを待っている間に色々と発見した。しばらくして、緑の中に映える京阪バスがきた。(新外部ライター 209 大学生 商経科 2回生)記


2023.05.10
雨上がり
( 日曜日
の ) 枚方市は集中豪雨。
ざんざか ざんざか 地面を叩く雨音で何度も目が覚めた。怖いぐらいだった。
月曜の朝は雨がやんでいたのでラッキーだった。昨日使った傘を庭に干して自転車に乗ろうとしたら、隣りのおばさんが2日分×3人分の洗濯物の間から顔を出し「もう、降らないかしら?出かけるんだけど。」と心配そうに曇り空を見上げ、話しかけてきた。「大丈夫でしょう!」と、直感だけで言ってしまった。そんなことを反省し学校に向かった。

昼過ぎに学校が終わり帰宅する途中で青い紅葉の中に日光に照らされ赤く輝く種をみつけた。
プロペラとも言われている紅葉の種。
久しぶりに見た。

近所の紅葉の木にも目をやるとこれまた大きな種がついていた。
もみじの葉に少し恥ずかし気にくっついている種がかわいらしく思えた。
家に着くと隣の家の洗濯物たちが気持ち良さそうに風に吹かれていた。(新外部ライター 209 大学生 商経科 2回生)記


2023.05.08
雨の日の出会い
天気予報では連休の後半からは雨マークが続いていたのに、今までの皆の我慢へのご褒美かのように規制の無い連休を楽しむべくが如く晴れた。
今日は、連休中の雨雲がまとまったかのように朝からどしゃぶりの雨。昼過ぎに弱雨になったので枚方市駅から枚方公園までの旧街道を歩いた。久しぶりに歩いていると新しくカフェや雑貨屋がオープンしていた。何よりも驚いたのは有名な氷屋さんが改装されていたこと。
道の途中で1枚の広告に出会えた。しかもラスト1枚だった。今日の雨で紙が湿っていて少し雨に濡れたせいもあり帰宅したらこのような状態であった。
ともあれ、文章を書くことが好きなのでライターになった気分で記していきたいと思う。(新外部ライター 209 大学生 商経科 2回生)記